美味しい、楽しい、居心地いい 渋谷のワイン酒場 ウラッチェ!

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こんにちは!

こんにちは!
ワイン酒場ウラッチェ!オーナーの卜部(うらべ)です。

私は20代、ごく普通のOLでした。
とにかく「お酒」が大好きで^^

仕事も大好きでしたが、仕事の後に飲むお酒は本当に至極の時間でした。

最初は甘いカクテルばかり飲んでいましたが、当時勤務地だった銀座の立ち飲みバーにはまり、同い年だったバーテンさんにウイスキーを教えてもらって、一時はウイスキーにはまりました。白州や宮城峡を訪れてみたり、20代ながらストレートで飲むほどでした。

そして、26歳で転職をした先が大手外食企業の本社で、仲間は皆外食好き!一年360日は外食したんじゃないかというくらい、本当に様々なお店を訪問しました。

そんな中、ワインに出逢います。

社内にて希望者対象に、かの三つ星レストラン、ジョエル・ロブション初代チーフソムリエである剣持さんがワイン講座を開き、現場で働く人はソムリエ資格を目指し、本社で働く人はワインエキスパート資格を目指そう!という講座でした。

その頃の私は、ワインはたまに飲むものの、知識はゼロ。

ただの飲んだくれから、ワインを語れる飲んだくれになれたら楽しいかな、と門を叩きました。

転機となりました。

なんてワインは奥が深いのだろう!

すっかり魅せられてしまった私は、とにかくワインを飲みまくり(勉強もしましたよ笑)、ワインにはまっていったのです。

「ワイン関係の仕事がしたいなぁ。。」

外食企業の本社と言え、私の部署は寿司の宅配部門。

ワインとはほど遠い部署であり、当時は事務職が部署移動することもほぼなく、何か道はないかと思いを巡らす日々でした。

そんな中、ある言葉に出逢います。

「自分の可能性(才能)は、今まで時間とお金を使ってきた中にある。」

あぁ、飲みだわ笑

私は、20歳頃から「女社長になる!」と宣言していました。

とは言え、自分のやりたいことも明確ではなく、模索する日々。

ただ、「その時」がきたらチャンスに食らいついてやる!という意気込みで、自己啓発本やビジネス書を読んだり、セミナーに参加したりしていました。

「でも、私には何が向いているんだろう・・・。心が沸き立つような目標に打ち込みたい!!」

10年近く探しました。

やっと出会ったんです!!

それが・・・「飲み」笑

まぁ、飲んだくれな私ではありますが、お酒が好き。人が好き。人とごはんを食べるのが好き。

「同じ釡の飯を食う」とはよく言ったもので、一緒にごはんを食べながら語らうことで、魂と魂がふれ合い、その人とぐっと近くなれたり、自分の悩みを聞いてもらって消化したり、前向きになれたり。そんな楽しいひとときが、とっても「幸せ」を感じるし、「明日もがんばろう」って活力になる。私にとって、本当に大切な時間。そんな時間を「提供する側にまわりたい」
そう思ったのです。

ずっと求めていた「自分が情熱を注げること」=「自分のお店を持つ!」という目標に出会うことができた私は、とにかくこの「やりたい」という自分の気持ちを大事にしようと決めました。

そして、OLを続けながら、夜にアルバイトを始めました。

飲食の現場で働いたことがなかったので、まずはアルバイトから始め、ゆくゆくは昼間の仕事もやめて5年くらいは飲食店の現場で修行しようと思っていました。

ところが。

バイト先のオーナーが、「やっちゃいなよ!」と。

家族からお金を借りることが決まっていたので、開業の一番のハードルである「資金面」の課題をクリアしていたために、「やりたい!」という気持ちが高まっている、今こそやるべき!ノウハウは提供するよ!と。

それが、渋谷の駅近にある「CONA」(コナ)という、ワインと500円ピザのお店でした。

そこからは怒涛の日々で。

いちOLだった私は、物件探しから店舗設計、厨房機器の選定や調理器具の調達、メニュー決めや原価計算、アルバイト募集など、初めてづくしでてんやわんやでした。その時私は30歳。

昼間の仕事も無事退職し、31歳の誕生日に、自分の会社を登記しました。

そして2010年6月、CONAの姉妹店となる「uraCONA」(ウラコナ)を、渋谷区円山町にオープンさせました。

オープン後も、まぁいろいろありましたが・・・。

何せ、圧倒的に経験値が少ないので、日々勉強、日々学びでした。

悔し涙を流した日も数えきれず。。

そんな苦しい経験も、私を成長させる糧となってくれましたが^^

5年後にはCONAを卒業し、オリジナル店舗として「ワイン酒場ウラッチェ!」をオープン。

「ウラコナ」の「ウラ」を引き継ぎながら(私、卜部(うらべ)の「ウラ」と、裏渋谷エリアの「ウラ」の意味)、イタリア語ありがとうの「Grazie」(グラッチェ)を掛け合わせた造語で、「ありがとうがたくさんあふれるお店にしたい」という思いを込めました。

ウラッチェ!として7年間の営業の後、ビル取り壊しのため立ち退き要請を受け、2022年4月、同じ渋谷区円山町である、徒歩3分ほどの今の場所に移転をしました。

移転してからも、しばらくはコロナの影響も残りながらの厳しいスタートとなりましたが、おかげさまで無事一年以上が経過し、お店を贔屓にしてくださるお客様も増えてきました。

これからも、私の原点である「楽しい時間」「活力を得る時間」を提供したい、という気持ちをスタッフみんなと共有しながら、お客様をお迎えさせていただきます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

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